オオルリシジミの食草 クララの種と苗
この記事は、昨年10月ごろに書くべきでした。
2020年10月3日、近くのアルプス安曇野公園で絶滅危惧種の蝶「オオルリシジミ」を守る為、食草のクララの種を採取するイベントがあると言う事を知りました。
子供の頃から蝶が好きで、アゲハ蝶の幼虫を育てては羽化した成虫を飛ばしたことが何度かありましたので、とても興味がありましたが、当日は土曜日で仕事柄、参加することはできませんでした。

しかし、種を蒔いて育てることぐらいは出来ると思い、思い切って担当の方に連絡をしたところ、快く種を譲り受けることができました。
「クララの里親」と言う立場だそうです。
まず、クララは毒草なので、それを理解した上で育てるようにと言うご指摘をいただきました。
あまり早く種を蒔くと、発芽はしますが寒さでやられてしまうと言う事で、11月になってから蒔くようにと言うご指示通り11月上旬に9センチポットに蒔きましたが、いまだに発芽は見られません。
別の方には、「種蒔きは春でなかったら寒さで死んでしまう」とも言われました。
幸い沢山預かったので、秋蒔きの種が発芽しなければ3月のお彼岸ごろにまた蒔こうと思っています。
預かっているクララの種です。



マメ科の多年草で、オオルリシジミはこの花や蕾だけを食べて成長するそうです。どうりであまり繁殖できないわけですね。
うまく苗ができたら、私の所にも何本か植えるつもりです。花が咲くようになって、成虫が卵を産みに来るようになるのが楽しみです。
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